カワラケツメイとは・・・


カワラケツメイ(河原決明)は薬効がエビスグサ(決明)に似ていて、河原に多く自生することからこの名前がつきました。弘法大師が健康維持のために愛飲し、全国行脚の際に広めたと伝えられており、弘法茶、ざら茶、まめ茶とも呼ばれています。

徳地では江戸時代から健康茶として愛飲されてきましたが、護岸工事や農薬等の影響で自生しにくい環境になってしまいました。そんな中、一人の男性が一握りの種をもとに徳地でカワラケツメイの無農薬、自然栽培に取り組み、地域に広めたこともあり、カワラケツメイの減少とともに姿を消していたツマグロキチョウが再び飛び交うようになり、徳地はツマグロキチョウが舞う里としても知られるようになりました。

 

ツマグロキチョウ

ツマグロキチョウは本州以南に広く分布するシロチョウ科のチョウで、環境省の絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている希少種です。

幼虫は、カワラケツメイを唯一のエサとするので、食草であるカワラケツメイの減少とともに姿を消してきたツマグロキチョウですが、休耕田を活用した無農薬栽培の拡大がツマグロキチョウの保護にもつながっています。

 

カワラケツメイのひみつ

◆ポリフェノールをたっぷり含んでいます。

 徳地産カワラケツメイの成分分析の結果では、浸出液100mlに28mgのポリフェノールが含まれていました。

◆脂肪分解酵素であるリパーゼを抑える働きがあります。(余分な油の吸収を抑える働き)

◆ノンカフェインなので妊婦さんやお子様にも安心してお飲みいただけます。